充実ライフ ラボ

予測不能で不透明なVUCA時代のワーク&ライフ

たとえば「ダウンシフト」という選択も

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よく話題に出る「幸福度」に関する調査。先進諸外国と比べて日本人は幸福度が低いそうです。

○「世界幸福度ランキング」(国連の世界幸福度報告)

世界幸福度報告 - Wikipedia

ライフスタイル(ワークスタイル)の多様化により、幸福の定義そのものが多様化しています。

なので、そもそも幸福ってなに? どういう状態なの? がハッキリせず、なにをもって幸福なのか、幸福をひとくくりに評価することが難しい時代になってきています。

とはいえ、幸福とは自分がどう思うかによる主観的な部分がほとんどであって、それを測定すること自体が極めて困難ではないかと常々思うところですが。それを言ってはおしまい、かもしれませんね。

現に、いつも明るく元気で、健康そうで、悩みなもさそうで、幸せそうでいいなぁ、と思ってた人が、実は大きな問題を抱えていたとか、誰もが羨む高い地位や年収で活躍していた人が、実はそのプレッシャーでメンタル不調で… という客観的な指標で幸福かどうかを評価するというものも、なんだかあてになりませんし。

どんな状況であっても日々「幸せ」だと感じているか、または「幸せ」だと改めて感じることがなくても「不幸」だとも感じていない。つまり、客観的な要因ではなく、自分自身の気持ち。

この「主観的幸福感」で素直に生きることが大事だという考え。ライフスタイルというのは、金銭的・物質的な豊かさではなく、「人生の時間の過ごし方」だと。

厚労省が推進するワーク・ライフ・バランスをはるかに超越した志向です。

ワークもライフも、無理せず、でも生き生きと。

実際、若い人たちの中で、管理職やリーダーなど責任ある役割に就きたくない、給料は多い方がいいけど、残業してまでは必要ない、という人たちも増えています。

高速道路を制限速度いっぱいで、なりふり構わず、決められた目的地に向かって突っ走ってきた昭和的働き方が染み付いている人には、きっと違和感を感じるでしょう。

下道を自分のペースでゆっくり走りながら、道すがらささやかな楽しみを見つけていく。ライフもワークもシフトダウンして。そして、シンプルに。

ダウンシフターとしての生き方です。

ダウンシフト(en:Downshifting)とは、生活様式に関する社会的な潮流・傾向の一つである。過度な出世競争や長時間労働、物質主義的、唯物的な生活環境を日常から排し、よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度の劇的な変化を指し、また、そうした生活態度は減速生活と言われる。

邦書では『浪費するアメリカ人』(2000年,ジュリエット・B. ショア著)の中でこうした生活態度の変化をとったダウンシフター(減速生活者)についてはじめて紹介された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

健康面において、とくに精神面的(ストレス)には良さそうな生き方ですよね。

政府が推進する働き方改革より、この「ダウンシフトという生き方」の方が、人間に寄り添った生き方ではないかな? とも思います。

もちろん、どう生きるかは個人の自由な選択によるのが大原則です。

どう生きるか、生き方に正解もありません。

正解を創るのは自分自身です。

ひとつの選択として、自分版ダウンシフト。

一考する価値はあると思います。

 

浪費するアメリカ人――なぜ要らないものまで欲しがるか (岩波現代文庫)

浪費するアメリカ人――なぜ要らないものまで欲しがるか (岩波現代文庫)