ライフ x ワーク ≒ ◯ △ ◇ ⁈ (LIFEWORK REVO.)

「どう生きるか」(ライフ)に軸足を置き、「どう働くか」(ワーク)のヒントとアイデアを共有します。

安部内閣が「働き方改革」の優先課題として、丁寧な説明と審議を省略し、批判を覚悟してでも制定・施行を進める「高度プロフェッショナル制度」。

なぜ、そこまでして政府は高度プロフェッショナル制度の導入を強引に進めるのでしょうか?

思い重なるのが、あの悪評高い「労働者派遣法」です。
この事例がモデルになっているようで、嫌な予感しかありません。

他人の利益の上前を搾取する、悪い言葉で表現すると「ぴんはね稼業」。
身分的な違いなどの格差を背景に、日本の歴史の中で行われてきた悪しき労働慣習。
本来、これは言うまでもなく絶対禁止!のはずです。
これを、原則禁止、で法令に従えば例外的に可能にしたものが「労働者派遣法」です。

これは、正社員という雇用の期限と時間の枠にとらわれず、必要な時に、自分の専門性を生かし働くことを可能にしようと、特に女性の働き方改革が制定の背景にありました。

1985年の制定時には、専門的知識などを必要とする13業務のみが適用対象業務とされましたが、すぐ翌年の1986年には、13業務に3業務が追加され16業務となり、さらに1996年には、16業務から26業務へ拡大され、1999年の改正で適用対象業務が原則自由化され、今に至っているのです。

導入時は「働き方改革」、改正を重ねるごとに使用者側にとって都合の良い「働かせ方改革」に移り変わっていったのです。

こうした成果と実績が、今回の政府のアクションの根底にあるのではないでしょうか。

 

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いかがでしょう。

おのずと「高度プロフェッショナル制度」の近い未来が見えてきませんか?

これはこの先、皆でしっかりウォッチしていかなくてはなりません。

悪い歴史が繰り返されることのないように。